スマホからテスト
スマホから更新てすとー。
スクリプトテスト
JavaScriptが実行できるそうな?
実行できているかな?
jsdoitへのリンクは行けるかな?
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「犯罪」/フェルディナント・フォン・シーラッハ
「このミス2012」を読んで、面白そうだなあと思って買って読んでみました。超面白かったです。
おそらくはドイツの弁護士である「私」が、自分の関わった犯罪の案件を淡々と書き記す形の短編集です。
と、いっても「私」に関する説明などはほとんど無く、犯罪に関して「私」の視点から書かれたレポートのような文がきりっとした印象で面白いのです。
収録されている短編は全部で、11編。以下、それぞれちょこっと感想です。ネタバレ気味なのもあるので未読の方はご注意を。
- フェーナー氏
実直な老医師が妻を殺害するまでに至る経緯と、その後。
「契約」について考えさせられます。契約って、そして、陪審員って。
- タナタ氏の茶碗
日本人富豪「タナタ氏」の家の金庫から強盗を働いた3人組とその周りの人間模様。
パルプフィクション的なイメージ。どんどん人が死にます。ヒャッハーという感じです。
- チェロ
富豪の子である姉妹の顛末。家族を顧みない親の元から飛び出した2人に起こる悲劇とは。
すごく昼ドラっぽいというか、メロいというか。物悲しくていい感じです。
- ハリネズミ
脳筋犯罪一家の中でひとりだけ頭脳派の異端児が、家族を救うために法廷で仕掛ける罠とは。
法廷戦術物と言って良いのかわかりませんけど、おもしろい展開。
その戦術の根底にある民族というか、異文化というか、という物へのアプローチも面白かったです。
- 幸運
戦災を逃れてドイツへ不法入国し、自宅で客を取るコールガールの客が突然死亡する。
その死体の扱いを巡って、コールガールとその恋人、そして警察が行動を起こします。
一番面白かった。お話としては凄い目新しい感じではないんですけど、タイトルと最後の一文が強烈で。幸運ってなんなんだよっ。
ホテルで不倫相手を殺害した嫌疑をかけられる実業家。不倫相手の恋人や検察、そして弁護人「私」の法廷闘争。
よくある法廷物ですが、読み終わった後に「あれ、結局そんなゲームみたいな事だけやって野放し?」とちょっと怖くなる感じです。
- 正当防衛
不良が絡んだ相手が超ニンジャな話。「タナタ氏」といい、作者はこういうの好きなのかも。
- 緑
羊を殺し、眼球をくり貫く地主の息子の少年の話。その周辺で女の子が行方不明になるのだが…。
- 棘
彫像「棘を抜く少年」の棘がどうなったのか気になってしょうがない博物館警備員の話。
- 愛情
恋人の背中をナイフで切ってしまった青年の話。その理由とは。
この3つは「精神系」とでも言うんでしょうか。そんな感じの短編でした。好きな人は好きな路線。
- エチオピアの男
ある男が銀行強盗をし、そして再び銀行を襲い捕まるまでの顛末。
いわゆる「いい話」系かな。締めとしていい感じのお話だなあという感じです。
どれも面白くて大満足でした。
ほとんどの短編は、「書かないけど、そういう事なんだよね。」という「私」(作者さんと言ってもいいのかな)のメッセージのような物が込められているのがとても感心しました。
そのせいで、余韻がすごく良いんですよねー。
「幸運」なんかは特にそうで、「なんて幸運なんだろうと思った。」って!!
「サマータイム」も、「ああ、それで『サマータイム』ね。すごくミステリクイズっぽーい。」で一安心って思っていたら、待てよ?これって結局本当に殺した犯人野放しじゃん。法で裁くって、そういうこと?とか思ったり。
その他にも、「事件の背景」的な物の厚みが結構あったりするんですよね。でも、そこをわざとらしくは触れずに(あるいは、まったく触れずに)淡々とレポートしている文も痺れます。「良いも悪いもない、ただ、こういう事が起きた」っていうのがなんかかっこいいんですよねー。シャツは捨てますけど。それもまたかっこええ。
めっちゃ面白い一冊でした。
ActionScriptコードをはてな記法でかけるかな?
どうでしょうか。
package { import flash.display.Sprite; import flash.text.TextField; public class HelloWorld extends Sprite{ public var textField:TextField; public function HelloWorld() { // ハローハロー textField = new TextField(); textField.text = "Hello World"; addChild(textField); } } }
Hello World
ハローハロー。
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